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医科学委員会からのお知らせ

■医科学委員会

(更新日:2021/01/15)

 ■医事委員会/リポート2017

ス ポーツ中に突然倒れ、そのまま亡くなってしまう〜〜そんなニュースを耳にしたことはありませんか?古くはバレーボールのハイマンの死、2年前には高円宮殿 下のテニス中の突然死には、AED(自動体外式除細動器)があったら助かっただろうと言われています。突然死のほとんどは心臓に原因があり、心室細動とい う心臓が痙攣してポンプとしての役割を果たせず、1分毎に10%死亡率が増加し、10分後にはほとんどの人が死に至ります。この心室細動を正常に戻す唯一 の方法はAEDによる除細動(心臓への)です。心室細動は、今までの心肺蘇生法(人工呼吸・心臓マッサージ)にAEDが加われば回復率が格段に上昇しま す。

 日本では1日当たり約100人の人が心臓突然死で亡くなっています。心室細動の特徴は、誰かが倒れた時に周囲の人が素早く対処できれば、心臓の動きを元 に戻せるのです。救急車を呼んでも6〜7分はかかります。近くに医者もいません。それで、昨年7月よりAEDの器械が近くにあれば、一般の人でも機械を使 用してよいことに法律で決まりました。緊急時に一般の方がその機器を使用しても罪にならないということです。

 ここで、問題はAEDの器械が何処に有るかと言う事です。AEDは蓋を開けると総て自動化されていて、救命の手順を音声で指示します。その為、かなり高 価な器械となっています。かつて70万円位したものですが、現在は量産されて30万円位になりました。かなり精密な器械ですので、これ以上安価にならない と思います。

 私共のライオンズクラブでは貴い人命を助ける為の重要な器械は、高価でも・少しでも早く設置・普及されることを願い、下記、姫路市内8ヶ所のスポーツ施設に去る12月21日に設置しました。
  1.総合スポーツ会館 2.中央体育館 3.飾磨屋内プール 4.手柄陸上競技場 5.球技スポーツセンター
  6.姫路球場 7.豊富球場 8.広畑テニスコート。

 AEDの普及と実践:一般の方が使用できるとしても、いざ、その場に直面したら使えないかも知れません。私共のライオンズクラブ・メンバーには、2名の スポーツ医(宇野津・段)がおり、AED指導者のライセンスを持っております。この2名と社会奉仕委員会のメンバーでAEDを設置した各施設に出向き、な るべく多くの方々にお集まり頂き、講習会を数回行い使用方法を徹底しあちと思っています。尚、1月9日に開催される姫路城下町マラソンにも2台のAEDを 持参し、NPOエストレラのメディカルサポート・チームと共にスポーツ支援活動を行う予定です。1000人に一人でもAEDで救える命があったら、AED 普及活動は非常に貴いものと思います。

 

(医科学委員会)

 

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